最近注目されているのが「日経225先物取引」です。「日経225先物取引」とは、一言で言うと、日経平均を株のように取引するというものです。日本株には、「信用取引」という証券会社から資金・株券を借りた売買の方法がありますが、「日経225先物取引」も似たような取引が可能です。ある特定の期日(これを満期日と言います)に、日経平均株価指数を現時点で決められた約定金額で取引することを契約する、という仕組みです。 日経平均が下がっている局面で買い、購入時より値が上がった時に売るというのがシンプルな方法になります。
日経225先物取引をスタートする際、大切になってくるのは自分に一番合うトレード・スタイルを見つけるということです。取引期間のスタイルで言うと、頻繁に売買を繰り返して利益を狙っていくデイトレードなのか、1週間前後のポジションで取引する短期売買なのか、またはより期間の長い中・長期売買のどれに当てはまるのか、を決める必要があります。また、売買のスタイルとしては、価格のトレンドの方向に沿って売買をする投資手法である「順張り」のスタンスを取るのか、その逆で価格のトレンドと逆方向へエントリーする手法(基本的に、下がって行く動きの中で買い、上がってきたところを売ること)の「逆張り」のスタンスを取るのかをある程度決めておくと良いでしょう。そして、どのくらいの損益を目標とするかも大切なポイントになります。日経225先物への投資には情報も欠かせない要素になりますが、具体的にどのような指標を基にして取引を行うのかを決めましょう。様々なテクニカル分析指標が存在する中で、それぞれの持つ得意・不得意な相場局面を把握し、使用することを決めたテクニカル指標の過去検証を充分に行うことで、それらの情報を最大限に生かすことが出来ると思います。
これらを自分で選び、決定していくことは、すぐに出来ることではありません。特に最近はインターネットでも書籍でも投資についての情報を調べることは出来ますが、逆に選択肢がありすぎて選び取れないことも往々にしてあるでしょう。大切なのは、他の投資家が成功している手法だからといってやみくもに飛びつくのではなく、本当に自分のライフスタイルの中で無理なく取り組める方法かどうか、自分が一番興味を持てる方法かどうかということです。
日経225先物取引は具体的にどのように行われるのでしょうか。まず、証券会社に口座開設した後、証拠金を差し入れます。金額は証券会社により異なりますが、50万円以上は必要になると考えて良いでしょう。このあたりについては口座を保有している会社に問い合わせてみるのが一番です。その後、日経平均の相場を自分なりに予測します。日経平均株価が上がると予想した場合は「買い」(買建)、下がると予想した場合は「売り」(売建)のスタンスを取るということになります。いずれのスタンスにおいても、満期まで保有するのか、満期までに反対売買するのか(転売をするか、買い戻しをするか)、その時の相場状況に合わせて取引します。 日経平均株価がご自身の予想と反対に動いた場合は損失が発生するので要注意です。日経225先物取引はすべてにおいて「差金決済」によって決済されます。実際に手元の資金を決済する場合には、建値と反対売買の際の埋値との差額を受渡しします。さらに決済の方法を詳しく説明すると、「反対売買」と「SQ決済」の2通りです。反対売買とは、満期までに、買建の場合には転売で、売建の場合には買戻しで、その建値と埋値との差額を決済するものです。
一方、SQ決済とは、各限月の第2金曜日に、日経平均株価の構成銘柄である225銘柄の寄付きの値で計算した日経平均株価(SQ値)で建値との差額を求め決済します。先ほど登場した「満期」についてですが、これは「限月(げんげつ)」と呼ばれています。日経225先物取引は、3月、6月、9月、12月の第2金曜日の前日が取引最終日となっています。 これは「限月取引」と呼ばれ、取引最終日が近いものから順番に5つの限月取引が並行して行われています。 例えば、現在が2月だとすると、取引最終日の近いものは3月ですので、取引される限月は3月、6月、9月、12月、来年3月の5限月となります。 そして1つの限月取引が終了した場合は、その翌日から新たな限月取引がスタートします。
日経225先物取引は、「買建」と「売建」という2つのスタンスで利益を狙っていきます。「買建」をするのは、日経平均がこの先上昇するだろうと予想した場合です。現在の日経平均が14000円だとします。その後、予想通り日経平均が上昇して14500円になった為、転売をしたとすると、その上昇分500円が利益となります。逆に予想に反して13500円に下落しその時点で転売または満期を迎えた場合、下落分500円が損失となります。「売建」をするのは、「買建」とは逆に日経平均が今後下落するだろうと予測した場合です。現在の日経平均が14000円と仮定し、予想通りその後下落して13500円になったとします。その時点で買戻しすると下落分の500円が利益となります。予想と反して14500円まで日経平均が上昇した場合、その時点で買戻しまたは満期を迎えた場合、上昇分500円が損失となります。投資する、と聞くと、価格が上昇している局面で利益が出るというイメージが強いと思いますが、日経225先物取引の場合は下落している局面でも利益を出すことが可能というメリットがあります。ただし、自分の思惑と外れた動きをした場合には利益が出しやすい分だけ損失も大きいので気をつける必要があります。
どちらの取引の場合でも、実際は1000倍単位での取引であるため、500円プラスの場合は50万円の利益、500円マイナスの場合は50万円の損失が実際の評価となります。1日につき、日経225先物はおよそ100円〜300円の動きがあると言われています。そのため、10円の値動きによって1万円の損益が発生するという資金効率の良さに人気が集まっているというのが現状です。
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最近注目されているのが「日経225先物取引」です。「日経225先物取引」は取引代金×数%の証拠金で取引が出来ます。「レバレッジ効果」と言って、少額の資金で大きな運用成果を得ようとする取引の手法です。少ない資金で大きく儲けるチャンスがありますが、それと同じ分だけ損失も大きくなる可能性があり、ハイリスク・ハイリターンの運用方法であることに注意が必要です。
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